多数決で追放するしくみってあり？

welpsの代表を譲って会長や事務局長になりたい早瀬です！

うーん。単なる抑止力なのですが、多数決で出禁を決める仕組みってどうでしょう？

ちょっとした思考実験ですが、この方法は特定の問題を解決できるかもしれません。また別の問題も産みますが。

多くの人に避けられている人が居続ける状況をなんとかする

どういうことかというと「生理的にNG」「問題行動（セクハラ・暴力・威力・勧誘・出会い厨・過度な依存・距離が近いなど）」は報告があっても解決が難しいです。注意や被害者のケアしても、加害者が居続けると結果として被害者がいなくなります。

加害者がまた被害者を生む可能性があるので「そういった行動をする人を出禁にする」のが、結果として最善です。一見解決したとしても「そういったことをした」という事実だけで、人間関係に尾を引きます。被害者側は当然来なくなる。

多くの人に避けられたら追放

例えば

• 半年に一回サークルメンバー更新性にする
• 一回ルールに当てはまる問題行動報告があった場合は半年出禁
• 復帰後また起こしたら永久出禁

を基本とします。ただ、これはルールに沿った対応ですが、あえて露悪的に表現しますが、ソレとは別に追放投票をします。

• 問題行動、生理的にNGのなどを背景に、既存のメンバーから追放の投票をして一定数で「もう居ないほうが良い」なら永久出禁

という仕組みです。

「その人がいるなら行かない！」という人が多い状況が可視化されます。これはこの追放機能そのものよりも「誰に対しても感じよくする」というコミュニティに所属する人としては当たり前の態度を強く求めるためです。

特に、仲の良い仲間ができたメンバーは新規のメンバーに塩対応になりがちです。すでに人間関係があるため「新しい人に嫌われてもいいや」という背景と「メリットがなければ受け入れなくて良い」という状況だからです。そのため、新規のメンバーに対して雑な扱いになる可能性があります。

課題は派閥化

仕組みとして多数を取って根回しをするなど派閥を作ると好きに追放できる状況になるので、そのまま採用することはできない制度です。しかし「あなたがいると参加者減っていますよ」と「このまま行くと出禁ですよ」という問題行動を起こす人への気づきや牽制や抑止をするための仕組みはほしいところです。

みんなからの評価を得たい気持ちが前提

問題行動を起こす人は、悪気はない人はほとんどです。ただ「相手がどう感じるか？コミュニティがどう影響するか？」がわからないか、軽視しています。

「皆に好かれるように動く」というメリットを作るのが優先ですが、追放投票は「皆に嫌われたときのデメリット」を制度として設けたらどうか？という考えでした。